エコ・ハートQ21工法は、ハイブリッド・エコ・ハートQ工法に進化します。

九州住環境研究会では、エコ・ハートQ21工法で住宅建築を行ってきましたが、このたび、ハイブリッド・エコ・ハートQ工法に進化させることになりました。エコ・ハートQ21工法でお建てになったお客様からは、旧タイプの工法は性能が劣るのかというご質問も寄せられていますので、この機会に、ハイブリッド・エコ・ハートQ工法の開発に至った経過についてお知らせいたします。

性能的な面で、大きな違いは有るのですか?

性能的な面では、エコ・ハートQ21工法もハイブリッド・エコ・ハートQ工法もあまり違いはありません。大きな違いは、遮熱・防風・透質シート材として採用していた素材が、メーカーの希望で製造中止になるからです。この素材の仕様用途は、九州住環境研究会がエコ・ハートQ21工法の開発に伴い発見した機能で、従って、同じ工法を採用している九州住環境研究会の仲間以外は、使用用途を知らないために普及せず、今回素材の変更を余儀なくさせられました。

変更箇所

変更される素材には、現在の素材の機能はあるのですか?

エコ・ハートQ21工法は、充填断熱工法に分類されていましたが、実際には、旧来の遮熱・防風・透質シート材にも断熱性能があり、外断熱性能でも、高性能住宅の一翼を担っていましたが、ハイブリッド・エコ・ハートQ工法では、本格的なスチレン断熱材に遮熱アルミ箔を貼った素材を施工することにし、外断熱性能を明確にしました。従って、ハイブリッド・エコ・ハートQ工法は、外断熱(付加暖房)と充填工法のハイブリットになりました。
ハイブリッド・エコ・ハートQ工法で有利になった点は、外断熱部分の厚さ調整で断熱性能をコントロールしやすくなったことです。性能的にはエコ・ハートQ21工法と大差はありませんが、今後どのように発展させることが可能か楽しみな工法でもあります。今までのエコ・ハートQ21工法も実際の性能面では、ハイブリット工法でした。従って、新工法に劣るところは少しもありません。

今後とも九州住環境研究会をよろしくご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

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