2025年11月28日更新
注文住宅を建てる際に、考えなければならないのは「住宅ローンの返済額」です。住宅ローンには、主に固定金利型と変動金利型の2種類があります。 それぞれにメリット・デメリットがありますが、年収にあわせた無理のない範囲での返済計画が必要です。概算では、年収400万円では月々約8万円、年収500万円では月々約10万円が目安となります。
固定金利型は返済額が一定で将来の計画が立てやすい一方金利が高く、変動金利型は金利変動によって返済額が変わる可能性があるなど、それぞれに考慮すべき点があります。
住宅ローンの借入額は、年収の5倍から7倍を目安に、といわれますが、年収500万円であれば2500万円から3500万円が借入額の目安となりますが、これらの数値はあくまでも目安です。実際の借入額は、金利や返済期間、家族構成、生活費などを考慮して決定しなければなりません。住宅ローンを組む際は、金融機関のシミュレーションなどを活用し、返済計画を綿密に立ててください。年収500万円の方であれば、年間125万円、月々約10万円が返済額の目安です。
返済額を計算する際は「返済負担比率」という指標を用います。返済負担比率とは、年収に占める住宅ローン返済額の割合を指します。この比率が25%を超えると、家計への負担が大きくなり、生活に支障をきたす可能性も出てくるのです。住宅ローンは年収によって適切な組み方が異なります。(表・1】
年収300万円台でも住宅ローンの審査に通る可能性は十分にあり、月々の返済額は約6万円、借入可能額は1500万円〜2100万円が目安になります。ただし、土地や建物の価格によっては、借入可能額を超えてしまう場合もあります。頭金を用意したり、住宅のオプションを減らしたりして、借入額を抑える工夫が必要になります。
年収400万円台になると、月々の返済額は約8万円、借入可能額は2000万円~2800万円が目安です。
注文住宅を建てる場合、フルオーダーにすると費用が高額になりがちです。すぐに必要がない部屋や設備を後回しにするなどの方法もあります。
年収500万円台では、月々の返済額は約10万円、借入可能額は2500万円〜3500万円が目安です。設計の自由度も高まり、理想の住宅を実現しやすくなります。自由度が高い分、オプションを追加していくと、費用が膨らむので要注意です。オプションと費用のバランスで、見極める必要があります。
年収600万円になると、月々の返済額は約12〜13万円、借入可能額は3000万円~4200万円が目安となります。
ゆとりある返済計画を立てやすくなるため、広々とした間取りや充実した設備の住宅も検討できますが油断は禁物です。住宅ローンは長期にわたる返済となり、将来的なライフプランの変化に注意が必要です。子どもの教育費や老後の生活費など、住宅ローン以外の支出が増える可能性も想定しておく必要があります。
金利の変動は、住宅ローンの返済額だけでなく、住宅価格にも影響をあたえます。資材費や人件費の高騰が続けば、住宅価格はさらに上昇する可能性もありますこのように考えますと「いまが一番安い」という場合も考えられます。
マイホームを建てるなら、最新の動向をチェックしながら購入時期を見極める必要性が高くなっています。一般的に、金利が上昇すると住宅ローンの支払い総額が増えるため、需要が低下し、住宅価格も下落する傾向にあります。
社会情勢は、刻々と変化し今が住宅の建てどきか、もう少し時間をかけるべきかは、家族のライフプランも含めて最終的には、ご自分で判断するしかありません。
住宅ローンを組む際に、将来の金利変動や住宅価格の動向が不安になる方もいるかもしれませんが、固定金利型の住宅ローンや住宅金融支援機構の「フラット35」などを利用すれば、金利上昇のリスクを抑え、長期にわたって安定した返済計画も検討できるでしょう。また、住宅ローン控除などの制度を活用して税負担の軽減もできます。
まずは、九州住環境研究会のホームアドバイザーや推奨する地銀のファイナンシャルプランナーなど、住宅ローンの専門家に相談するのも一案です。
住宅建築は、人生における最も大きな買い物です。確実な情報収集を行い、専門家のアドバイスも参考にしながら、安心できるローンを組んでいただければ幸いです。
地元の九州住環境研究会をよろしくお願いいたします。